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「le message メッセージ」 ジャック・プレヴェール


フランス語を勉強していたら一つの詩に出会った。
ジャック・プレヴェール 『ことば』1946年より

  le message メッセージ

La porte que quelqu'un a ouverte    

La porte que quelqu'un a refermee    

La chaise ou quelqu'un s'est assis    

La chat que quelqu'un acaresse    

La fluit que quelqu'un a mordu    

La lettre que quelqu'un a lue    

La chaise que quelqun'un a renversee    

La route que quelqu'un court encore    

La bois ou quelqu'un traverse    

La riviere ou quelqu'un se jette    

L'hopital ou quelqu'un est mort.    


誰かが開けた扉

誰かが閉めた扉

誰かが腰かけた椅子

誰かがかわいがった猫

誰かがかじった果実

誰かが呼んだ手紙

誰かが倒した椅子

誰かがまだ走っている道

誰かが通り抜ける森

誰かが身を投げる川

誰かが死んでしまった病院


一つの部屋にある日常  人と人の物語  その結末...  

短い言葉の狭間、多くの世界 余韻を感じさせてくれるこの詩

言葉から生まれる世界の広さを感じさせてくれる

詩の世界は、自分の世界をも広めてくれるよう


・・ジャック・プレヴェール ・・
パリ、ヌイイ=シュル=セーヌ生まれ。
詩人、映画作家、童話作家。シャンソン「枯葉」映画「天井桟敷の人々」など。

 
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