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ベンシモンとものづくり



ここのところ寒いですね〜。みなさん風邪などひかれてませんか?

風邪やウイルスの感染予防に効果があるのは、ティーㇳゥリーというアロマオイル。これ、かなり万能なオイルなんですよ。

水に薄めて携帯用スプレーとして持ち歩いてシュッシュしたり、お部屋の中にシュッシュして空気を清浄したり、気分転換に自分にシュッシュしたり、苦手な人にシュッシュしたり・・(誰かやってみてください。笑)ティートゥリーに含まれる成分は抗ウイルス、抗真菌(カビ)に優れていて、少しぐらいの雑菌なら簡単に除去できてしまいます。夏場は虫を寄せ付けないので、野外でもシュッシュして使えますよ。家のすみっこに一滴垂らしておくだけで、あの地上最強の虫(G)が出なくなります。ぜひお試しあれ〜。

本日Online shopに新作をUPしましたのでぜひご覧ください〜♪







インドで作られてる木版プリント生地がとても素敵なadmiさんの布とリネンを合わせたバッグ。もう気持ちの中には春が顔をのぞかせてます・・。寒いですけど・・笑


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ええと、先日に続いて書きたかったこと。

わたしのものづくりに対する思い。


始めた頃、洋服が好きで、洋服を思い通りにつくれるようになりたいと強く思いました。傍ら、わたしの外での仕事はアパレル販売。毎日沢山のお客さんと接します。それぞれ、洋服をどんな目的の為に購入するかとか、自分をどう捉えていて、どの辺りで納得して買うのかとか、別に分析しようなんて思わなくても自然に頭が理解するようになるものです。

既製品は本当きれいに縫ってあります。大抵歪んでいないし、同じデザインの洋服ならどれをとっても同じようにきっちり縫い上げられている。わたしは中国の縫製工場へ行ったことはありませんけど、大変高い縫製技術をもちながら、低賃金で発注できるという利点があるからこそ日本で安く売ることができるのですね。

その中国も今は富裕層が増えて、ヨーロッパは中国人観光客が大いに増えているそうで。良い悪いの前に、日本の企業が生産拠点をアジアに移したからそれに貢献したとも言えます。肝心のアパレルにおける国内生産は冷えきってしまいそうなのに。

日本の縫製工場はどんどん潰れています。残っている工場も何とか生き残ろうと、精いっぱいの努力をしてらっしゃるのだろうと思います。

高い技術をもった高齢の方が少なくなる一方で、沢山の若い人たちが空き家になった古い物件をリノベーションしたりして、新しい価値を生み出そうと動いているのを見るとがんばってほしいなーと思う。

日本には優れた縫製技術をもつメーカーが沢山あります。吉田かばんや土屋鞄、鎌倉や横浜のバッグや靴メーカー。職人が入魂して仕上げるものには魂が入るものです。

そういった、日本の高い技術を持ち合わせる職人や工場をわたしは大変尊敬しています。

フランス在住のテーラー、鈴木健次郎さんも同じように素晴らしい職人魂をもつ方と尊敬しております。そういった高い職人魂を持った方のつくるものが、世の中にどんどん広まればいいと思う。

わたしがなりたいのは、そういった高い職人魂に支えられた一級品をつくる人ではありません。というか、その道のりに耐えられなくて逃げ出すでしょう。

わたしが常にありたいのは、いち表現者です。

もし音楽をつくることが出来るなら音楽で表現します。絵をうまく描けるならば絵で表現します。踊れるなら踊って表現するでしょう。小説を書くなら小説で、写真なら写真で。

好きで得意な手仕事で、わたしは表現をさせて頂いてます。なんてありがたいこと。



(ブックカバーを購入してくださったお客様が無地の文庫本を入れるとのことで、あ、そういえば私も持ってた!と入れてみた図)

言葉にするとすくいきれないもの、想いを何とか形にしようとするのが表現、芸術なのだろうと思います。むしろ、簡単に言葉にしたくないものを別の形を借りて表現する。

平和、エレガントで自然、シンプルの中にある美しさ、息遣いのあるもの、ぬくもり・・・活字にすると活字にしかなりませんが、こういったものをイメージから形あるものに変えること、ここに制作する歓びがあるのです。

どんなふうに受け止めて頂いてもいいし、それは全て個々の自由なもの。そこにあるギャップもまた、わたしにとってある意味歓びの一部、伸びしろみたいなもので。

日本は作品を見るだけで人を見ない。そんなことを以前聞いたり感じたりしました。どんな人がこれを作り、どんな経緯でそれが生まれたのか。アメリカやヨーロッパではまず作っている人を見ます。こういう人がつくるものだったら・・。そういったバックグラウンドまでひっくるめて、全ての価値を見出すそうです。

この部分、効率や表面を重視する価値観が、未だ日本にアートが根付かない原因の一つなんじゃないかと思う。


・・・って、長くなってきました。読んでくださってる方ありがとう。



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ちょっと話題を変えまして。

ベンシモンというスニーカーのブランドご存じでしょうか?

お手頃な値段の、フランスのスニーカーブランドです。

わたしが4年前に購入したのがこれ。



くったくだなのですが。笑 いや元々くったくたに作ってあるんですよ。

これはリバティシリーズ。何かゴムの仕上げのところも微妙にズレてるし、新品なのにシワシワの干し芋みたいでしてね。

でもそういうところが好きで。

ベンシモンを始めた人は元々古着屋からスタートして、古着を使って色々作ってるうちに始まったのだそう。

ものにはそれぞれの良さがあって。何を良しとするかは同じ人の中でもいくつか基準があるでしょう。



何気にベンシモンのヒストリーを読んでたら、うまく言葉にしてくれてるなあという分を見つけました。


〈以下ベンシモンサイトより引用〉

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クリエーションとは、文学やアート、旅などを通じて得たさまざまなものとの対話の結果であり、それは記憶の中の感覚から導きだされます。

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そう、まさにそういう感じ! (うまいことあらわすなぁ。)




長くなりましたが、寒さが続きますのでどうぞ温かくしてお過ごしくださいね。

ではまた・・☆

 
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