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「こわれゆく女」 GUCCIシネマヴィジョナリーズ



今日は久しぶりに銀座に行ってきました。たまの都内・・ワクワク。

目的は映画を観ること。GUCCIの六階にあるGUCCIシネマヴィジョナリーズという、GUCCIが古いフィルムの修復に協賛している取り組みで、定期的に修復し終わった作品を上映しています。

わたしは映画が好きなので、このような芸術作品を保存する取り組みには大いに賛同。

銀座のGUCCIには初めて入りましたが・・通りから覗く高級ブランドの路面店というと、扉の横にキリッとしたイケメン店員が立っていて、いかんせんわたしは場違いだわ〜と感じますが・・。「映画を観にきたのですが」と尋ねたら親切にエレベーターを案内してくださり、スタッフの方の物腰も柔らかく、さすが一流ブランドに関わる仕事だな〜とか、そんなところもチェックしちゃいました。(接客業長いと職業柄気になるもので・・)

作品は、ジョンカザヴェデス「こわれゆく女」です。ジョンカザヴェデスという監督をわたしは知りませんでした。リアリズムを追求したこの作品は、重々しくも真っ直ぐに病状の悪化していく一人の女性と家族を描いていました。少し重い作品でしたが、生きると言うことのリアルがズシズシと襲ってくる重厚な作品。(二時間半あったのでちょっと疲れましたが。。)

二週間前にGUCCIシネマヴィジョナリーズサイトから予約すれば、入場無料で鑑賞できますので、映画好きな方は行かれてみてはいかがでしょう。先着20名ですので予約は早目をおすすめしまーす。

 

「ポンヌフの恋人」 仏映画


1991年 フランス レオス・カラックス監督

このポンヌフの恋人はある雑誌の小さなコーナーに載っていた。さりげなく「今世紀最大の傑作」と書いてあって気になっていました。ホームレスの男女が出会い、工事中の橋の上で過ごすうちに親愛が芽生え、やがては二人でハッピーエンドになるというストーリー。

良い意味で・・全てが重く、色んなシーンが印象的でしたが、主人公の激しさがストレートに伝わってきます。盲目で絵描きの女と、あまり人と関わりを持ってこなかったホームレスの男。二人の間で揺れ動く感情がグッサグッサと響きます。社会から逸れた場所で暮らす二人なのに、他の人にはない特別なものを見てるいるかのよう。
その世界をあらわすような、打ち上げ花火のシーンがすばらしかった。



地下鉄のポスターに火を放つ場面や、数々の場面に監督の伝えたいものと美が散りばめられていました。

最後「目覚めよ、パリ!」と二人で旅に出るシーン。


これがタイタニックになったとかどうと書いてありましたが、どうなんでしょう。どうでも良い気もしますが..

この作品が出来るまでに数々の困難があったのだそうです。

パリのポンヌフ橋の撮影許可が資金難の為に切れてしまい、レオス・カラックス監督が「ならば橋を作ればいい」と南仏モンペリエにパリの街並みと橋を精巧に再現したのですって!そのセットは解体費用の問題で今もまだ残っているんだとか。見てみたいなあ〜。

美しい夜のパリの花火のシーンです。

 


 

 「モンパリ」 仏映画



モンパリ 1973年 フランス イタリア 監督ジャック・ドゥミ

フランス語の勉強を始めて2年ちょっと・・。勉強する目的は、フランス語を勉強したかったことと子供が独立したらフランスに滞在したいから!これはもう17年前になりますが、初めてフランスを旅したときから心に決めていました。何か月とか何年とか全然括ってませんが、旅行じゃなく、そこで暮らしたいと強く思ってます。昨年の暮れに仏検3級に合格できましたが、フランス語レベルはまだまだペーペー・・。

その勉強も兼ねようということで・・(楽しみの方が勝ってますが)大好きなフランスの映画を定期的に観てます。

この前観たのは、カトリーヌドゥヌーヴ出演の「モンパリ」。ドゥヌーヴ、かわいらしくてキレイ♡



ストーリーは、ほっこりなラブコメ。
イレーヌ(ドゥヌーヴ)とマルコ(マルチェロ・マストロヤンニ)の間に子供が出来るのだけど、授かったのは何と夫のマルコ。前代未聞の出来事にマルコもイレーヌも始めは戸惑う。が新聞やテレビで人類初の異例としてもてはやされていくマルコ。拍子抜けしたようなゆるいマルコと感情豊かなィレーヌとのやりとりにも思わずくすっとします。

ラストは、実はマルコは妊娠していなかった・・という事実が知れ、舞い上がった気分も落ち着いていきます。そんなこともあるさ〜なフランスらしい流れでイレーヌとマルコが挙式に向かう・・。観終わった後、あ〜何でもありだな人生は。と楽な気分にさせてくれる作品です。



ところで、この中でマルコの担当医が「化学物質を盛ったものばかり食べてると男性も女性化してくんだよ」という研究結果が、マルコの妊娠で実証され大喜びしているところがあるのですが、わたしも何処かで読んだ気がするのですが、化学物質などの添加物はホルモンに異常をきたし、徐々に器官が変化していくとかで・・。
まんざら男性の妊娠が未来に起こらないとも言えなくもないような気がしますが・・。(まあさすがにそれはないか)
男性も出産すれば女性の大変さが解るようになって、社会がより平等になるかもしれない?

1973年のパリの雰囲気が気持ちいい作品。よければご覧になってみてください〜。
 
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