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たった一つだけのものづくり



今年に入り、ずっとBag作りをしています。

ショップは、手仕事のギャラリー・マーケットiichiでOPENいたします。
久しぶりの作業で、ドキドキワクワク。。

10年前に、子供服を作り(服を思うように作るってこんなに楽しいんだ)と
吸い込まれるように制作をはじめました。

その頃は子どもも幼かったので、作るのは夜。
明け方4時、新聞のバイクの音を耳にしながら夢中で作っていました。
作りたいものを作れるようになるためには、とにかく沢山沢山つくるしかない、と無意識にそう感じていました。

10年作ってきても、まだまだ満足のいくものにはなりません。でも、今できる一番のものを一つ一つ作っていこうと思います。

アパレルで販売をしていたとき、「もう少しここがこうならなぁ」
「あっちはこの値段でこっちはこの値段かぁ」いいと思ったけど購入をためらうお客さんと沢山接しました。
今の日本に洋服やBagが一体どれほどあるのか、気が遠くなりそうですが・・そういうときわたしは思うのです。自分にとってのオンリーワンを見つけられたらいいいな・・と。

真っ白なシャツに自分で刺繍したり、無地のバッグを洗いにかけてみたり。そんなひと手間が自分だけの味のあるものにしてくれますから。

自分で手をかけたバッグを育てるのはとても楽しい。
わたしもそういうストーリーを抱いてもらえるものをつくっていきたいと思います。

まだまだ未熟ながら、ひと手間ひと手間に心を込めて作りたいと思います。
ショップは一月末OPEN予定です。

ぜひご覧いただけましたら幸いです。






 

2014 新年 制作再開

あけましておめでとうございます。

少し前から再び制作を始めました。今はつくることが楽しくて、それがまた嬉しくて

かみしめるようにコツコツと制作しています。

ブログにも綴っていきたいと思いますので、またご覧になっていってくださいね。

みなさんにとって自分にとって、幸せな一年でありますように。





 

鈴木健次郎さん 「プロフェッショナル仕事の流儀」

昨日22:00からの「プロフェッショナル・仕事の流儀」、絶対見ようと決めていました。

パリでテーラーとして働く日本人、鈴木健次郎さん。

たまたま、放送を知りそのような方がいらっしゃることにまず嬉しくなりました。

ヨーロッパのテーラーというと、長い伝統に守られ、モードとは真逆にあたると言っても過言はないと私は思っています。ましてや、服飾の歴史と文化で世界の中心にあるフランス・パリでテーラーとして一目置かれている日本人男性・・  一体どれほどの努力と苦労があったことだろうと想像せざるを得ません。

鈴木さんが10年前にパリに渡り、有名な服飾専門学校AICPを首席で卒業してから、職場で受けたどうしても越えられない壁「伝統のテーラーの責任者には白人以外に任せられないんだよ」と言われたこと。

どんなにたゆまぬ努力を重ね、周りに一目置かれるようになってもその「越えられない壁」

わたし自身そのような体験をしたことは殆どないので、異国の地で「人種」というくくりで差別を受けるのはどんな想いがするのだろう・・

自分は「よそ者」であって、肌の色も違う、ここでは等しく対等で存在できないんだと解ったとき、鈴木さんは内に籠るようになってしまう。誰だってそうだろう、自分の存在がそこから浮いて見えてしまうのは、程度の差はあれしばしば感じること。自分を守るために、拒絶するのが人間。



鈴木さんを次のステージに進ませたのは、専門学校時代に自分を高く評価してくれた校長先生だそう。

「フランス人は、一度深いAmi(友人)になったら、どんなときでも助け続けてくれる。良い時ばかりじゃなく、どうしようもなく落ち込んでしまったときも、どんな時でも助け続けてくれる。それはすごく深いことです」

鈴木さんが言ったこの言葉、これは宝だと感じました。

利害など関係なく、一度心を通じ合えた人を大切にするフランス人。

自分にとって、プラスになろうがなるまいが、友人になった人とは深く繋がり合える。

どっぷり日本に浸かっているわたしには想像することしかできないけど、簡単に「何処に住んでも自分次第」とは言えず、越えられない壁は必ずあり、そこで生きることを選んだなら覚悟しなきゃいけないことがそれは沢山あることが、鈴木さんの言葉から伝わってきました。

一番賞賛するのは、その壁を見事乗り越え、仕事に対する姿勢と技術でテーラーとして認められるまで決して負けなかったこと。

ここで終わったら、他のテーラーと何ら変わりない。最後の1ミリどこまで攻めていけるか。そこまでしないとダメなんです。僕はただの外国人ですから、良い仕事をしてこそじゃないと誰も集まっては来ない。一人のお客さんが、「あ〜あの時のスーツが最高だったな〜 もうボロボロで着られないけどまた同じものを他で注文しようかな」と思うことがあるかもしれない。それでいいんです。僕の作るものが一人のお客さんの生活の一部となってくれたならそれでいい」

フランスと日本では国としてベースも違い、洋服の文化も違えば、人々の持つ意識も違います。

シーズンの流行や新しい技術の載った雑誌を手に取り、常に新しいものを探しそれを楽しむのも一つの在り方であるだろうし、幼い頃から何が自分を一番魅力的に魅せてくれるのかを学びとり、自分にとっての一番を知っていることが一番のお洒落という価値観。

そう思うと、日本はまだまだ洋服の歴史が浅いという事実に行き付くのも必然のような気がします。


良い洋服はそんなに簡単に作れるものじゃないことを、鈴木さんを通して教えられた気がしました。

自分は今、本当に望むことを出来ているか?

望む自分になる努力を今しているか?

プロフェッショナルとは・・・  頭に刻んでおくべき鈴木さんの流儀


プロフェッショナルな人のエネルギーに触れることが出来て感謝です。

 
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